①すべての選手をリスペクトします

当クラブは、年齢に関係なくすべての選手をリスペクトしています。ここで私が言うリスペクトは「尊重」です。スポーツにおいて自ら考え行動し自ら答えを出す。たとえそれが成功であっても失敗であってもそれに対して否定することなく「尊重」する。そのすべてが成長過程の一つであり学びだと考えています。スポーツには失敗はつきものです。当クラブの指導方針の一つである失敗を恐れずチャレンジする気持ち尊重し、失敗を指摘するのではなくまずチャレンジした気持ち良いところを褒めて、その後なぜ失敗したのかを選手と指導者が一緒に考え成功へと導いていきたいと考えています。

②罵声、怒声、高圧的な指導の完全禁止

子ども達に対して罵声、怒声、高圧的な指導方法がいまだに存在し根強く残っています。いつの時代の指導方法かと目を疑いたくなりますがそういう指導方法で子どもが成長するわけがありません。子どもは委縮するだけで指導者の顔色ばかりを窺うような選手に育ってしまいます。

当クラブでは、罵声、怒声、高圧的な指導は一切禁止しています。指導者に委縮したり、指導者の顔色を窺うことなくのびのびと練習し自主性を育て、自信を持ってプレーできるように導いていきたいと考えています。

③練習を思う存分楽しむ

せっかく多くの同世代の仲間と一緒にスポーツをするのですから、仲間と繋がれるような練習をメインで実施します。野球にしてもサッカーにしても楽しむためには今よりも上達しなければ楽しくありません。今より少しでも上達することでさらに楽しくなるという上達⇔楽しいの無限ループを仲間とともに味わっていけるよう指導していきたいと考えています。

④短時間で効率の良い練習

まずはじめに「野球にしろサッカーにしろ練習時間(拘束時間)が長すぎる!!」と私は言いたいです。

当クラブの練習時間はクラスによりますが60分〜120分程度です。

もちろん練習時間が長い、短いに正解はないですが、私としては長時間におよぶ過度な練習は弊害(リスク)しかないと考えています。

長時間練習をすることでメリットももちろんあると思いますがそれ以上にデメリットの方が多くなると感じています。

一例を挙げてみますと、まず最初に怪我のリスクが思い浮かびます。「怪我をするのは根性がない証拠だ」と何の根拠もない言葉を口にする指導者がいまだ存在するのも事実です。疲労は蓄積されていきます。蓄積した疲労のまま練習すると更に疲労が蓄積されていきます。その状態で長時間練習すると・・・結果は自ずと見えてきます。まだ始まったばかりのスポーツ人生を怪我のせいで小学生のうちに終わらせてしまってはもったいないと思います。当クラブでは短い練習時間の中でいかに効率的に上手くなっていけるかを追求していきます。

次に長時間におよぶ練習のせいで貴重な週末の時間を拘束してしまうリスクが挙げられます。それを良しとする保護者様もいると思います。そういう家庭があってももちろん構いませんが、そうではない家庭もあります。例えば練習が1時間できっちり終われば、友達と遊んだり、家族で遊びに行ったり、買い物やレジャーその他の習い事も楽しめます。何事もやりすぎてはいけません。「もうちょっと練習したいな」と思うくらいがちょうどいいのです。これはモチベーションの低下を防ぐためにも程よい距離で野球やサッカーと向き合うことも大切だと私は考えています。

⑤父母会なし(規約により設立不可)

保護者様の業務的負担一切なし

一般的な小学生の野球チームやサッカーチームはお茶当番、子どもの練習相手、試合の審判、試合時の送迎など保護者の出番が多くかなりの負担になっています。これでは「貴重な週末を子どもの野球やサッカーで無駄にしたくない」と考えておられるご家庭は「子どもが野球やサッカーをやりたい」と言ったとしても二の足を踏んでしまう事でしょう。

当クラブでは父母会なし。保護者様の業務的負担は一切ありません。

余計な負担がないことで二の足を踏んでおられるご家庭も子どもの為に一歩踏み出しやすくなるのではないでしょうか。

なお、保護者様であっても当クラブが認めたボランティアスタッフ(スポーツ保険加入推奨、若干名)として試合の審判などに参加される場合は、交通費+飲み物代として当クラブから1回につき1,000円支給させていただきます。

⑥クラブ活動は休んでも構わない

各家庭ごとに旅行やイベントなど色々あると思います。そんなときはクラブ活動の事は気にせずそちらを優先しましょう。一般的なチームでは「家の行事を優先するとは何事だ」と強制的に練習を優先させなければいけない空気のチームもありますが当クラブではこのようなことはありません。野球やサッカーより大切なこともたくさんあります。家族の時間を大切にしてください。

心も体もリフレッシュして新たな気持ちでクラブ活動に参加していただければいつも以上に練習に身が入ると思います。